ぼくのすきないきもの
南北アメリカ大陸の太平洋側水深200~700mに生息
主にフンボルト海流付近で見られることなどから英名はHumboldt Squid メキシコやペルー、チリ辺りの水揚げ量が多い
アメリカに住む大型のイカなのでアメリカオオアカイカ そのまま
アカイカとの大きな違いとしては腕の小吸盤の数が非常に多く100個以上にもなる アカイカは多くても50個とか
ところでアカイカって何って人はスルメイカがアカイカ科だと覚えておくと良い 似ている
アオリイカの分類でアカイカと称されるものもあるが全くの別物 アオリイカはヤリイカ科
イカとしては珍しく大きな群れを作って狩りをすることが知られている 夜になると餌を求めて深海のトワイライトゾーンから浅い海に上がってくる
アンチョビの群れなどを群れで襲う、がシャチなどとは異なり群れで協力して狩りを行っている訳ではないという説が濃厚
ここからが1番聞いて欲しい
小魚の群れを喰い散らかすと小さな個体や弱った個体に襲いかかり共食いする
生涯の餌の約半分が共食いであるとも言われている
言いたいこと終わり
同種は子孫を残すために絶対に必要な存在
子孫を残すために共食いする種族は分かりやすい(交尾後にカマキリのメスがオスを食べるなど)
その点でアメリカオオアカイカは完全に餌
より強い個体が子孫を残すために弱い個体を食料とする 興味深い進化の仕方 興奮するね
この共食いによって大型化に成功したと考えられている
ちなみに
南北米で水揚げされ食用となる
イカの燻製やイカフライなど加工済みのイカの種類が「イカ」とだけ書かれていてチリ産だったりしたらアメリカオオアカイカの可能性がある、というかまあまあ高い
生食はあまり適さないらしいがメキシコかチリ辺りに旅行してアメリカオオアカイカの刺身を食べる事が沢山ある夢のひとつ 美味しくないんだろうな
大型のイカにありがちなアンモニアの蓄積が無いと言っているところとあると言っているところがある どっちなんだろう 多分微量あるんだろうな 生食されないんだし
捕食されて死ぬならアメリカオオアカイカが良いけど(今のところ) ヒトを噛みちぎれる程の歯の力はあるんだろうか
ダイバースーツは貫通しないらしい 当然か
捕食されて死ぬのいいよね 死ぬなら毒か捕食がいい
アリが僕を食べていく時先ずどこから食べ始めるのか気になる 柔らかいところからだろうから唇辺りだろうか
飼い犬が飼い主を食べる時は唇からが多いらしい 死んだ飼い主の顔周りを舐めていた際に血の匂いに反応して本能的に食べる事があるらしい
それに対し野生の犬は人間を食べる時栄養の多い内臓から食べるらしい なるほどね
脱線してしまった
まとめると
アメリカオオアカイカは共食いするので良い
みんなも加工済みイカ食品を食べる時に注意して見てみよう
さようなら🦑